この度、d’iciは新たなシェフを迎え、伝統的なフランス料理をより自由に、柔軟に楽しめるレストランにリニューアルいたしました。
朝のコーヒー1杯から、ブランチではそば粉100%の本格ガレットのコースをご用意。
ディナーは伝統的なフランス料理にシェフの感性を織り交ぜた2種類の「プリフィックスコース」と、より本格的にフレンチを楽しみたい、より深く藤原シェフの料理の魅力を味わいたいという方に「デギュスタシオンコース」をご用意いたしました。フランス料理の楽しさを様々な形で広く楽しんでいただけるよう、気軽に一品からでもご満足いただけるアラカルトメニューもご提供いたします。
Brunch Menu はこちら
Dinner Menu はこちら
また、店内は異なる2つの空間をご利用いただけるようになりました。
奥の壁のイラストが印象的な「ラウンジ」エリアは、シンプルシックな内装でカジュアルな雰囲気の中、肩ひじ張らずにお食事が楽しめます。椅子もテーブルもゆったりしているためランチ会や家族でのお食事にもおすすめです。また、お一人でも快適にお過ごしいただけます。
一方、「メゾン」エリアは、ゆったりとテーブルが配されており、会食や記念日のお食事等にふさわしいも落ち着いた雰囲気。堅苦しさのない上品で温かみあるインテリアで設えられ、リラックスしてお食事をお楽しみいただける空間です。さらに、厨房が垣間見えることから、料理が作られる音や香りを感じられるのも魅力の一つ。冬場は暖炉に火が入り、より特別な雰囲気を生み出します。
新生d’iciのシェフを務める藤原裕太氏は、調理師学校には行かず、一貫して店の厨房で学び腕を磨いてきた料理人です。フランス料理との出会いは、中学生の頃。オーナーシェフとして父親が腕を振るっていた西麻布「ルレカミエ」(現在は大倉山に移転)を手伝う中で調理を一から学びました。時の父親の楽しそうな様子が忘れられず、大学を中退。料理人の道へ進みました。半年ほど「ル レカミエ」で働いた後、五反田の一つ星レストラン「おはらスレストラン」で約8年間の修業を経て、渡仏。パリやブルターニュの店で1年間研鑽を積みました。帰国後は、恵比寿の三つ星レストラン「ガストロノミージョエル・ロブション」に入店。約8年働く中で、ミカエル・ミカエリディスシェフの下でスーシェフを務めました。その後、表参道「メゾンドミュゼ」のスーシェフから料理長を経て、2025年3月にd’iciの新料理長に就任。
「ここから」を意味するフランス語を店名に掲げ、「常に出発点にいる気持ちでお客さまと向き合う」という姿勢で、日々お客様のためにできることを考えています。藤原シェフを迎えたのを機に店舗全体をフランス料理を柔軟に楽しめる空間に統合、新生「d’ici」として6月3日より新たなスタートを刻みます。
より広く、より豊かに、より自由に、多くの方々にフランス料理の楽しさを味わっていただければ幸いです。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
d’ici スタッフ一同